旧山邑邸「ヨドコウ迎賓館」に行ってきました


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土曜日になりますが、先日のエントリ で紹介した芦屋のフランク・ロイド・ライト設計の国指定重要文化財旧山邑邸「ヨドコウ迎賓館」 に行ってきました。


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その前に、淀屋橋辺りに用事があったので道修町近くのパーキングメーターに車を止めて用事を済ませましたが、まだメーターが20分ほど残っています。もったいないので20分間だけ道修町散策をしてみました。道修町は薬の町です。よく聞いた事がある製薬会社のビルが軒を連ねています。

そのビルの間奥まったところに、安永9年(1780)からお祀りされているという神農さん「少彦名神社」がひっそりとたたずんでいました。国登録有形文化財だそうです。その対比が面白かったです。 薬の神様なので、今でも大事にお祀りされているようです。

道修町、全体的にはビルに建て変わっていて往時の面影は見いだせないのですが、なぜか丁稚さん達が忙しく立ち働いていたころの空気がいまだ漂っているように感じられました。


20分間の道修町散策の後、車で芦屋まで移動。ヨドコウ迎賓館のウェブページ には5台ほど駐車可とあったので、駐車出来るかどうか分かりませんがダメ元で一度見に行くだけ行ってダメならどこかまた駐車場を探す事にしましたが、大丈夫3台だけ駐車していました。ちょっと狭めの空き地ですが工夫次第ではなんとか10台近く止められそうでした。

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いよいよライト設計の旧山邑邸です。昔々八ケ岳の帰りに明治村で同じくライト設計の旧帝国ホテルも見ているのですが、あちらはエントランス部分だけの保存で全体像は見る事が出来ませんでした。 旧山邑邸の施工時にはもうライトは帰国していたので、実施は弟子の遠藤新氏が担当したのでしょうが、こんな近く思い立ったら見に行けるところにライト設計の住宅が残っているのはなんと幸せな事でしょう。

と言いながら雛人形の展示のニュースをみるまで、実はその存在を忘れて去ってしまっていたのでした。 ちょっといい加減なヤツです。

車を止めて門から入りますが、敷地境界のフェンスがなんとも情けない、一番安いよくあるグリーン色のフェンス。これは本当に興ざめです。建物の維持だけで相当のお金がかかると思いますが、ここらももう少し配慮して欲しいですね。


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外観は斜面に溶け込んでいて、全体像がよく分かりませんが帝国ホテルでも多用されている大谷石の外観が特徴です。いよいよ内部です。結構見学者が多く込み合っています。ちょうど10名ほどの団体さんと一緒になってしまったので、急いで移動。残念ながら内部は一切撮影禁止となってます。

内部は斜面にたっている立地条件を生かして、複雑なスキップフロアになっています。天井高もあえて低くおさえてある部分、そこから広いフロアに出ると今度は解放された高さを強調する高い天井高と、本当に工夫されています。日本の建築ですから日本間もあります。
日本建築をしっかり研究しているライトの面目躍如です。

あちこち歩き回って、今回特別展示のお雛さまが展示されている日本間にたどり着きました。オジサンは人形などにはまったく興味は無いと思っていたのですが、今回展示されていた雛人形、花嫁人形、花観人形、どれも圧倒されました。素晴らしい。

ヨドコウ迎賓館のウェブページ でもその写真を見る事が出来ますが、その表情、所作、衣装どれも素晴らしいの一言です。見る価値ありです。この日訪れている人の大半がこの人形を見る事を目的にしているようでしたが、分かります。

この時に発見したのですが、立って見るよりしゃがむか座って人形と同じ視線で見て見るとその世界に入れます。人形の展示室では解説の方がいろいろ説明してくれますので、どうしても大勢の人がいて前まで行きにくいのですが、ひな人形と花嫁人形その対面に花観人形がありますので、説明されている反対側が空いてます。それを繰り返すと結構じっくり見る事が出来ます。

このオジサンが人形で感動するとは思わなかったほどですので、興味のある方はもっと感動出来ます。とにかく「良い仕事してます」


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雛人形は4月10日(日)まで公開されていますので、是非一度行かれてはいかがでしょうか。世界的建築家の設計した住宅と名匠大木平蔵の雛人形素晴らしい取り合わせです。

芦屋の街と海を見下ろせる高台のとても高級で優雅な生活もほんの少しだけ味わえます。これだけでもなかなか経験出来ないので入館料大人500円は、お得かも。



Posted: 2005年03月22日 (火) at 20:10